Remote-work report by SerendipityNZ

リモートワークで利用しているアイテム・設備を紹介しています。


ASUS ROG Flow X13 がやってきた

  • 2022.12.26 作成
  • 2023.05.14 更新
  • gadgets

前口上

個人用のメインマシンとして Windows ラップトップを購入しました。

実のところ、半年以上前の昨年 5 月に購入になります。当該機種については新しいバージョンもリリースされていて、今更ではありますが、購入記録として、こちらで報告しておきます。

昨年 3 月、これまでメインで使っていた MacBook Pro 16inch (2019) のディスプレイを破損してしまいました。ディスプレイを閉じる際に、イヤフォンジャックを挟んでしまった模様で、あっけなく逝ってしまいました。

ディスプレイがほぼ全く表示されない状態になってしまった MacBook Pro 16inch (2019)、とりあえず外部ディスプレイを使えば、利用はできます。しかしながら、破損の際に強制再起動やらなんやらで負荷をかけてしまったのか、外部ディスプレイ利用しても以前よりも明らかに不調な状態になってしまいました。

幸い Mac mini M1 を購入していたおかげで、業務に大きな影響与えることだけは避けることができましたが、外出時作業などでラップトップマシンは必要になります。

近いうちにラップトップの新調は考慮していましたが、前倒しで選定することにしました(というのは、もちろん半年以上前の話なんですが……)。

機種選定

これまで個人所有のメインマシンは Mac 一択でした。ただし、昨年 5 月の段階で

という状況を踏まえ、今回は Windows ラップトップマシンを中心に探してみることにしました。

会社の在庫処分品や、家族が使っていたマシンのお下がりをサブマシンとして利用したことはありましたが、メインマシンとして Windows ラップトップを購入するのは初めてになります。

実は昨年初めに発表された ASUS の ROG Flow Z13 がとても気になっていました。

価格は正直高めなんですが、ハイスペックタブレットとして突き抜けた存在感があると思います。

安いものではないので、基本的には現物確認してから購入したいと思っていたのですが、ニュージーランドでは取り扱っている店舗が少ないという問題があります。

特にバランス的に欲しいと思っていた竹モデルは壊滅的でした。最上位の松モデルは明らかに予算オーバーになってしまいますし、最下位の梅モデルは discrete GPU なしになってしまいます(また、コスパ的にもちょっと割高感……)。

実のところ、今振り返ってみれば、そこまで discrete GPU にこだわる必要はなかったかなと思います。その当時は MacBook Pro 16inch (2019) の置き換えを前提にしていたので、CPU/GPU 搭載マシンに絞って選定していました。

Z13 を探していれば、当然同じ ROG Flow シリーズの ROG Flow X13 も候補に挙がります。Z13 よりも前に発売されている X13 の存在は知っていました。ニュージーランドでなら、まず PC 購入先として第一候補に挙がる PBTech では、GPU Box である ROG XG Mobile とのセット販売が前提になっていて、高すぎてそもそも購入候補に挙がることはないだろうって思ってました。

ところが、今回 Z13 を探す過程で見つけた店舗 JUST LAPTOPS で X13 単体で扱っていました。

その当時ニュージーランドでは 2022 年モデル、つまり RTX 3050 Ti 搭載モデルを扱っている店舗は皆無で、 GTX 1650 搭載モデルがベースになります。それでもベンチマークでは Radeon Pro 5300M を超えているようで性能基準は問題なさそう。

Z13 は本体だけなら 1.2kg 未満と X13 よりも軽量ですが、付属のカバー兼キーボードをつけると、1.5kg を超える重量になってしまいます。なので実質的には Z13 の方が X13 よりも重いとも言えそうです。

使用感

という経緯で購入した ASUS ROG Flow X13 ですが、さっそく個人用のメインマシンとして使っています。

1.35kg というのは私がこれまで所有してきた歴代ラップトップでも最軽量になるのですが、持ってみた感じ、想像していたよりも「軽い~」とは感じませんでした。なんでだろう?重心とかの問題でしょうか?

もちろん、さすがに 2kg ある前代メインマシン MacBook Pro 16inch (2019) と持ち比べたら、「あ、軽いね」って分かるんですが、感動するほど軽いとかは思わず、「まぁこんなもんだね」程度の感想になっているのは、我ながらちょっと驚いています。最も「重い」とは感じないので、その点はありがたく。

Mac mini M1 利用時に、キーボードは Apple Magic Keyboard with TouchID を使っています。

ASUS ROG Flow X13 のキーボードは、それと比較すると反力が弱い感じ。若干ではありますが「へにゃ」って表現したくなるような「柔らかさ」を感じます。微妙ですが、キーのストロークも Magic Keyboard よりも深く、その辺も影響しているのかもしれません。

打ちにくいかって言われると、そんなことは全くなく、キー配列などもいたって普通なので、普通に使いやすい真っ当なキーボードです。

スペックにやや重点を置いて選んだ X13 ですが、Mac mini M1 や MacBook Pro M1 2020 と比べて圧倒的かと言われると……体感的には、正直そこまでは感じないです。

ベンチマークでは M1 を超えた数字とか出たりしますし、開発面でも React アプリなどのビルドは速かったりします。ただ、画面描画的な反応の観点から言うと、長く使っている macOS の感覚からずれて感じてしまうことが多く、それが「ちょっともたつくなぁ」って印象になってしまっている感じです。

モニターはタッチパネル。iPad を使った後、 MacBook でつい画面にタッチしてしまうことがあったりしましたが、そのまま反応があり、結構新鮮です。

便利かどうかはまだ正直分かりません。純正タッチペンもつけてもらったので、手書きメモするかって場面もなくはないんですが、ApplePencil + iPad + Apple 純正メモアプリの組み合わせぐらいの使い勝手になるアプリをまだ見つけられていないです。

2023.04.02 追記

普段は静粛性とバッテリー持続性を意識して、silent モードで利用しています。通常利用では、これでも普通に快適で満足度は高いです。

開発マシンとしては、linux 環境が普通に利用できるのが大きく、ウェブアプリの開発に困ることはあまりないです。

Mac で愛用している git クライアント、Tower も Windows 版があるのがありがたい(ただ、Mac 版と同等の使い勝手にはならなっておらず、これはまた別の機会に …)。

機械学習系の環境は整備できていないので、その点はあまりレビューできないですが、いずれその辺の環境も整備していきたいとは思っています。

せっかくの Windows マシンなので、Steam での豊富なラインナップも楽しんでいます。Steam 自体は Mac にもありますが、Windows の方が圧倒的にゲームが揃っています。ペルソナ5 ザ・ロイヤルなども購入してしまいました(遊ぶ時間あまり取れていないんですが……)。

ゲームコンソールをリリースしている Microsoft の OS だけに、Xbox のパッドなども快適に利用できて、モバイルゲーム環境は一気に充実したのは正直想定外だったんですが、うれしい誤算です(気をつけないとアレもコレも~ってゲームを衝動買いしたくなるので、その点だけ気をつけています)。

相鉄フレッサイン藤沢駅南口